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【オーストラリア移住】必要な費用と仕事・メリットとデメリットとは?

オーストラリア旅行記

オーストラリアへ海外留学をした後に移住を考える方は多いです。気候も良く住みやすい国なので日本よりも魅力はあるかもしれません。

ですが、オーストラリアでは年々増加する、移民に対しての永住権ビザの発行を制限し、ひと昔前よりも取得が厳しい状況となっています。

さらには高額な費用と取得まで数年かかるのである程度の覚悟は必要です。そして永住する目的も明確に持っていた方が良いでしょう。

今回はオーストラリアに永住権を取得して移住を考えている方へ、自分の7年間のオーストラリア滞在経験を交えて、その費用と仕事、メリットとデメリットについてご紹介します。

【オーストラリア】移住につながる仕事とスキル・申請費用は?

オーストラリアでは企業側がスポンサーになると「ビジネスビザ」を発行でき、4年間の滞在が可能です。そしてビジネスビザは2年経過すると「永住権ビザ」を申請する権利を取得できます。

そのほかにも政府が指定した「地方(田舎)エリア」で指定の仕事を2年間働くことで「永住権ビザ」を取得する方法もあります。

ワーホリや学生でも働ける難易度の低いお仕事はこちら。

  • 飲食業
  • 清掃業
  • 運送業
  • マッサージ系

これらのお仕事で比較的スポンサーがつきやすいのが「飲食業」です。特に日本食レストランは長期で働けてビザとスキルを持つ日本人の「正社員」を求めることがあります。

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【移住に必要な資格】仕事で求められるスキルは?

オーストラリア移住に必要な資格は職種によって様々ですが、政府がすべての永住権申請者に求める資格は英語力です。ビザ取得条件に「IELTS」というオーストラリア政府が認める英語レベルテストで「スコア6.0以上」が求めています。

飲食業の場合は、オーストラリアの調理師免許が必要です。学校に通い、最低でもCetificate3の資格が必要で、Certificate 4、そしてDiplomaとランクは上がっていきます。

通う期間はおよそ1.5年~3年が目安です(ランクによって変わります) 。

【オーストラリア移住】政府の厳しい移民制限

オーストラリアへの移民がまだ少なかった15年以上前は比較的簡単に永住ビザを発行してくれました。それに伴い、オーストラリア経済は成長しましたが、時代は変わり、現在は移民が増えすぎたため移民規制が厳しくなりました。

特に中国、インド、韓国系の移民増加は著しいです。移民が増えすぎてオーストラリア人の雇用機会まで奪われているため、最近では2017年に移民を制限する法改正がありました。

【オーストラリア国際留学生】大学生でも厳しい就職事情

「経験主義」である海外の企業は大学を出ただけでは評価されません。日本のような新卒採用制度はないので卒業後は厳しい就職活動が待ち受けています。インターンシップや小さな企業で経験を積み、数年かけてキャリアアップしていく必要があります。

国際留学生はさらに厳しいです。卒業ビザ(大学卒業後2年間滞在可能)に切り替えた後、ビザをスポンサーしてくれる企業を見つけなくてはいけません。なので現地人よりハードルは高いです。

日本からの留学生の多くは日本に帰国して就職活動をしてるようです。それでも気軽に面接には行けないですし、オーストラリアの卒業は9月で日本と半年間のラグが生じるため苦労は多いです。

【オーストラリア移住】高額なビザ申請費用

仮に永住権申請までたどり着いた場合は申請費用(政府申請費+代理人費用)で合計約100万円が必要です。

ビジネスビザ申請には約50万円。これは企業側の負担額と銘打ってありますがほとんどの場合、自己負担であることが現状です。※費用は大まかな計算です。自分で申請すれば代理人費用がかからないこともあります。

【オーストラリア移住】結婚・パートナービザ

オーストラリア移住の1番シンプルな方法はオーストラリア人(永住権保持者)と結婚することです。1番自然な流れで永住まで繋がりますし、滞在する目的にもなりますね。

パートナービザの申請費用は約70万円ほどかかります。申請費用は年々上がっており、これからも値上がりしていくと考えられます。(2019年現在)

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【オーストラリア移住】永住権取得のメリットとデメリット

オーストラリア移住のために永住権を取得するメリットとデメリットはこちら

▼永住権取得のメリット

  • オーストラリアに無条件で滞在できる
  • オーストラリアの健康保険に加入できる
  • 自分で事業を立ち上げることができる

最大のメリットは半永久的にオーストラリアに滞在する資格を持つことと健康保険に加入できることです。オーストラリアでの医療費は高額であるため負担金の少ない健康保険制度は重要です。

▼永住権取得のデメリット

  • 高額な申請費用の支払い
  • 5年ごとの永住権の更新が必要
  • 永住権保持のため5年のうち2年間の滞在が必要

最大のデメリットは高額な申請費用です。ビジネスビザ~永住権ビザへたどり着くのに学校費用も加えたら200万円以上は必要です。仕事で得たお給料の多くが申請費用に回り、結局働いてもお金がないという方も多いです。

さらに永住権取得後、5年のうち2年間はオーストラリアに滞在する必要があります。この条件によってある程度の基盤をオーストラリアに置かなくては永住権を維持できなくなります。例えば、家族の介護で日本に戻らなくてはいけない、結婚をして日本で生活するなどの理由で日本に生活拠点をおくといつの間にか永住権が消滅している可能性があります。

【オーストラリア移住】目的は明確に

オーストラリアへの長期移住に際し、なぜ永住権ビザが必要なのかは冷静に考えた方が良いです。「日本が生きにくいから」とか「オーストラリアは住みやすいから」などは永住権ビザを取得する理由には弱いです。「ここで起業して○○するんだ!」くらいの目標は必要。

永住権取得後の仕事をどうするのかが大事。

おそらくビザをサポートしてくれた会社、例えば、先ほど紹介した飲食業や運送業、清掃業などで定年まで過ごすことはできないでしょう。

絶対的な目的がないと気持ちが揺らぎ、途中で「日本に帰ろう」と思ってもすでに高額な申請費用や学校費用などを支払った手前、後戻りしにくくなります。

永住ビザを取得した後、個人で起業する方も多いです。明確な目的を持って数年かかる永住権取得を目指しましょう。

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【オーストラリア移住】観光ビザで3か月滞在も可能

オーストラリアはすでに多くの海外移住者を受け入れており、現在は移民を制限している国です。なのでこれから新規参入でオーストラリア移住を狙うのは難しいでしょう

特にビジネスビザから永住ビザへつなげるには数年かかり、取得できる保証はありません。その間にさらに厳しい法改正があるかもしれないです。

英語圏でいえばまだニュージーランドは永住ビザが取りやすいそうで、オーストラリアをあきらめてニュージーランドで永住ビザを目指しに行く方もいます。

永住権ビザにこだわると「海外でやりたいこと」から目標が「永住ビザ取得」に変わり、迷走しがちです。長期にわたる計画で本当に必要なのか判断が必要です。

オーストラリアには観光ビザでも3か月滞在することも可能です。たまに海外生活をしたい、ノマドワークがしたい程度であれば永住権は必要ないでしょう。

オーストラリアへ移住を考えている方の参考になれば幸いです。

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