オーストラリアにあるニンビン(Nimbin)は、大麻(マリファナ)の個人売買が黙認されている不思議な町です。町には大麻関連のグッズやそれらしい雰囲気が漂い、各地からたくさんの観光客が訪れます。
今回は、そんなニンビン(Nimbin)への行き方と町散策の様子を解説していきます。
※ニンビンではあやふやですがマリファナは基本的に違法です。
オーストラリアの大麻(マリファナ)事情
オーストラリアでは州によって大麻(マリファナ)の取り扱いが異なり、クイーンズランド州では非合法、ニューサウスウェルズ州では医療目的でのみ合法です。
そして、2019年にはAustralian Capital Territory(ACT)がオーストラリア初の合法化となりました。ACTは首都キャンベラのある政治の中心地です。
日本では大麻の所持、譲り受け、及び譲り渡しについて、大麻取締法24条の2において罰則が規定されています。
なお、日本人は海外においても日本の法律が適用され、国外においても大麻を栽培、所持、譲受(購入を含む)を行うことは違法であり、処罰の対象となる規定があります。
【オーストラリア】大麻の町ニンビンへの行き方
ニンビン(Nimbin)は、オーストラリアのニューサウスウェールズ州に位置する町ですが、クイーンズランド州に近いので、最寄りの都市はゴールドコーストになります。
車で片道2時間の道のり。グネグネの山道も通るので運転には注意です。
現地ではバスツアーも開催されているようですが、2人以上で行くならレンタカーを借りると良いでしょう。レンタカーは以下サイトで低価格で借りられます。
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オーストラリア・ニンビンで町散策
では、ここからはオーストラリアのニンビンで町散策をしていきます。
町に到着して車を降りると、すぐにあの独特なマリファナのにおいがします。町のベンチにもなんとなくだらっとした雰囲気の人がたむろしています。
ニンビンは小さな町ですので1時間もあれば観光できます。
お店は麻に関するグッズ販売が多いです。そのほかはパブやカフェなど。大型チェーン店などはありませんでした。
長期滞在するバックパッカーも多いです。ホステルを利用するほかにも近くのキャンプ場で生活する人もいます。
6色のレインボーフラッグは「トランスジェンダー」の尊厳とLGBTの社会運動を象徴する旗。ニンビンでは至る所でこのレインボー柄が見られます。
店名に「幸せにハイになる薬草」と書かれています。
ニンビンでの大麻販売
ニンビンの町では、歩いていると大麻の売人らしき人から声をかけられます。購入希望者は売人の車へ移動して積んでいる麻の売買している様子でした。
マリファナ入りクッキー
ニンビンのあるカフェではマリファナ入りクッキーを販売しているそうです。注文時に店員さんに伝えると頼んだコーヒーと一緒にこっそりとクッキーを運んでくれます。
オーストラリアで大麻は違法
先ほども説明しましたが、オーストラリアでの大麻の使用は一部を除き、違法です。ニンビンの町の雰囲気を感じると合法のような気がしますが、基本的には違法です。
また、ニンビンの町中を歩いていると目が遠くを見ていて、普通ではない状態の人もいます。その中には危険な人や大麻を誘惑してくる人もいるので、観光の際には充分に注意してください。
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