15世紀半ばにカトリック教会として建設されたロスリン礼拝堂。映画「ダヴィンチコード」で一躍有名になりました。
この礼拝堂は謎めいた不気味なレリーフが特徴で内観外観の至る所にちりばめられています。映画の影響もあり多くの観光客が訪れるようになり、今ではエジンバラ周辺の人気観光スポットの一つです。
今回はこの「ロスリン礼拝堂」への行き方と見どころについてご紹介します。
【ロスリン礼拝堂】行き方と見どころ・ダヴィンチコードで有名な地下室
「ロスリン礼拝堂」への行き方
ロスリン礼拝堂まではウェーバリー駅近く、プリンシスストリートのバス停から「37番」のバスに乗りましょう。乗車時間は40分ほど。
乗る前に必ずバスの前方表示が「Rosslyn」と表記されているかもしくは運転手さんに「ロスリンチャペル」に行くかを念のために聞いておきましょう。今では有名な観光地なのでバスの運転手さんも聞かれるのには慣れています。
▶バスルートの詳細はこちら
【ロスリン礼拝堂】周辺のバス停
ロスリン礼拝堂の最寄りは「The Old Roslin Inn」というホテルの前です。日本のように降りる場所を教えてくれないのでグーグルマップを常に見ておきましょう。
到着したら帰りのバスの時間を必ずチェックします。本数があまり多くありません。2時ごろに乗った帰りのバスは渋滞に巻き込まれて行きよりも時間がかかりました。帰りの時間は余裕を持っておいた方がよさそうです。
ロスリン礼拝堂の入場料と営業時間
ロスリン礼拝堂の入場料は大人£9.00です。映画ダヴィンチ・コードがヒットして以降、人気が出て入場料は徐々に値上がりしているそうです。
エントランスも改装されて古い礼拝堂らしからぬ立派な建物です。
【営業時間】
月曜~土曜
09:30 ~ 18:00 (入場最終 17:30)
Sunday
12pm~16.45 (入場最終 16:15)
※季節ごとに変わるので要確認
▶ ロスリン礼拝堂公式HP
【ロスリン礼拝堂】日本語のパンフレットを確認!
受付では日本語で書かれた礼拝堂内部地図をもらえます。これにレリーフの謎が書かれているのでひとつひとつ丁寧に見ていきましょう。
礼拝堂内は写真禁止なので注意してください。
【ロスリン礼拝堂】ガイドさんの解説時間
ロスリン礼拝堂では内部の謎を無料のガイドさんが解説してくれます。英語解説ですがなんとなく礼拝堂で見るべきポイントが理解できるので参加した方が良いです。
開始時間は1時間ごと。時間を合わせて訪れましょう。
【ガイドサポート】
月曜~土曜
10am, 11am, 12:15pm, 2pm, 3pm & 4pm
日曜
1pm, 2pm, 3pm
詳細はこちら▶ ロスリン礼拝堂公式HP
ロスリン礼拝堂の内部の謎を動画で解説
ロスリン礼拝堂の内部は撮影禁止です。なので内部の解説はこちらの動画をご参考ください。海外の番組で、ロスリン礼拝堂の内装や内部の謎について特集されています。
ロスリン礼拝堂「地下室」
ロスリン礼拝堂の地下室はチャペル自体より古いものだそう。映画「ダヴィンチ・コード」 のラストシーンで登場し、非常に重要な場所として描かれています。
先ほどの動画のチャプター4で地下室が解説されています▼
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【ロスリン礼拝堂】外観のレリーフにも注目
ロスリン礼拝堂の外観も様々な仕掛けがほどこされています。
ロスリン礼拝堂外部のガーゴイル
外観にはいくつものガーゴイルのモニュメントが不気味に描かれています。
外の展示にこのガーゴイルの作り方が順序だてて解説されていました。こちらが第一段階。
枠組みを作ってから顔の丸みが浮き上がってきます。
最後に一番気持ち悪さを引き立たせる口元が形成されています。さすが石工職人の技術です。
石の掘り方についての解説
非常に丁寧で細かな装飾が施されているロスリン礼拝堂。わかりやすく掘り方について展示されています。
ガーゴイルのほかにも特殊な装飾があるので見つけてみてください。
【ロスリン礼拝堂】外観は撮影可能。装飾をじっくり観察
【ロスリン礼拝堂】最後はエントランス付近の展示
ロスリン礼拝堂を見学した後はエントランスに戻り、映像を使った解説を見てさらに理解を深めることができます。
この箱の中にモニターがあり、自分で選んだエピソードが見れるしくみ。身長に合わせてなのかやたら低い場所もあります。
お土産も販売されています。
フリーメイソンにかかわる礼拝堂なので「コンパスに定規」の有名なマークのグッズが多数あります。
ロスリン礼拝堂付近の城跡!「ロスリン城」
ロスリン礼拝堂から徒歩2分ほどの場所にロスリン城跡も見学しておきましょう。歩いて5分ほどの距離にあります。
グーグル地図では行き方が表示されませんがバス停から礼拝堂への道を途中で右に曲がった方法に進みます。上の画像で正面に礼拝堂を見て右手に坂を下っていきます。
ロスリンの田舎風景を見ながら歩きましょう。この崩れたお城がロスリン城です。
原型は留めていないですが、残された城壁から歴史の古さを感じます。
【クローン羊のドリーもここから!】ロスリン研究所
このロスリンの地域はクローン羊のドリーが誕生した場所でもあります。近くにロスリン研究所があり、ドリーは死後、剥製にされて「スコットランド博物館」に展示されています。
礼拝堂は謎解き感覚で楽しむことができました。エジンバラに来られた際は必ず行ってみてください。