ハワイは、太平洋のほぼ中央部にあるアメリカ合衆国の州の一つで、主要8島と124の小島から成り、州都はオアフ島のホノルルです。年間を通して温暖な気候で、世界屈指のリゾート地として知られています。
白いビーチと青い海、迫力の大自然が魅力で、陸・空・海で楽しめるアクティビティも充実。日本からの直行便も複数運行しており、日本人観光客に人気の旅行先のひとつとなっています。
今回は、そんなハワイを5泊7日で巡る観光モデルプランと見どころ、ハワイで行くべき観光スポットについて解説していきます。
【ハワイ旅行5泊7日】観光の見どころ
ではまず、ハワイ旅行で必ず行きたい定番の観光名所をご紹介します。
ハワイ旅行で定番の観光名所は以下の通り。
✅ハワイの主要観光スポット
- ワイキキビーチ
- アラモアナセンター
- ダイヤモンドヘッド
- ハナウマ湾
- カイルアビーチ
- ラニカイビーチ
- ラニカイ・ピルボックス・トレイル
- ノースショア・ハレイワ
- モアナルアガーデン
ハワイの観光の見どころは、ホノルルの中心地にあり、3㎞にわたって続く海岸「ワイキキビーチ」や、ハワイ最大のショッピングモール「アラモアナセンター」、ハワイ・ワイキキのランドマーク「ダイヤモンドヘッド」と頂上までのトレッキングなどです。
ホノルルエリアにはチャイナタウンやハワイ出雲大社、イオラニ宮殿にはカメハメハ大王像があり、「この木なんの木、気になる木~♪」のCMで有名な「モアナルア・ガーデン」は日本人に人気の観光スポットとなっています。
そのほか、オアフ島には、全米ナンバーワンに輝いたビーチが多数あり、なかでもシュノーケリングが楽しめる「ハナウマ湾」や、天国のビーチと称される「カイルア・ラニカイビーチ」が定番です。カイルアではピルボックス・トレイルから透明度の高い海を一望できます。
さらに、オアフ島北部にはサーファーの町として知られる「ノースショア」があり、その中心となるハレイワタウンでは昔ながらのハワイを感じさせるノスタルジックな町並みが見られます。
観光の見どころは多いので、短期旅行者は現地ツアーが便利です。
ハワイでの移動手段
ハワイでの移動手段は公共のバス(The Bus)が一般的です。料金は距離に関係なく、1回の乗車につき一律$3です。ワンデーパスを使えば1日$7.50で乗り放題になります。▶The Bus公式ホームページ
そのほか、観光客向けに「ワイキキトロリー」も運行しており、ホノルルの主要観光地やショッピングサイトを網羅しています。
▶ワイキキトロリー乗り放題チケット | 乗り降り自由&選べる日数
ハワイ観光ではレンタカー移動もおすすめ。不慣れな左ハンドルではありますが、短期間でハワイの名所を効率よく観光できます。レンタカーは以下サイトで低価格で借りられます。
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バン貸切観光チャーター
ご家族やお友達数人でのハワイ旅行なら、「バン貸切観光チャーター」も考慮しておくと良さそうです。料金は一定なので、みんなでシェアすれば一人当たりの費用が抑えられます。
また、ハワイを知り尽くした”日本語ガイドさん付き”のプランを選べば、希望に沿った旅行の提案やハワイの穴場スポットなども教えてくれます。
▶バン貸切観光チャーター 穴場スポットにもご案内!あなた流オリジナルツアー<1-14名/2-12時間/日本語ガイド>
【ハワイ旅行5泊7日】観光モデルプラン
では、ハワイを5泊7日で巡る観光モデルプランをご紹介します。
ハワイ5泊7日観光モデルプランは以下の通りです。
✅ハワイ5泊7日観光モデルプラン
- 1日目:ホノルル空港〜ホテルへ移動~ワイキキ観光
- 2日目:アラモアナセンター&ダウンタウン
- 3日目:カイルア&ラニカイビーチ
- 4日目:ノースショア・ハレイワ
- 5日目:ハナウマ湾&ダイヤモンドヘッド
- 6日目:モアナルアガーデン~ホノルル空港
ハワイ1日目は、ホテルに荷物を置いてからワイキキ中心地の散策や、ワイキキビーチで海水浴を楽しみましょう。2日目はアラモアナセンターでのお買い物や、ダウンタウン周辺を巡っていきます。
3日目以降はホノルル郊外にあるノースショアのハレイワや、カイルア・ラニカイ、ハナウマ湾などへ日帰り観光を楽しみます。時間があれば、ダイヤモンドヘッドやモアナルアガーデンにも訪れてみてください。
宿泊拠点はワイキキがおすすめです。リゾートホテルからシティホテル、コンドミニアムなど様々な種類のホテルが立ち並んでいます。人気のホテルは以下サイトをご覧ください。
ハワイ旅行でおすすめの観光日数
ハワイ旅行は5泊7日もしくは、6泊8日での滞在がおすすめです。ワイキキだけなら3日ほどで楽しめますが、ワイキキ郊外にも行くならそれ以上の日数が必要です。
日本からの一般的な観光ツアーで「5日間」というのは”渡航込みで5日間”なので実質滞在時間は短いです。現地に丸5日間滞在できると充実した旅行になります。
ハワイへの行き方
東京からハワイの玄関口、オアフ島のダニエル・K・イノウエ空港(ホノルル空港)までは、成田・羽田空港からANA・JAL・ハワイアン航空を中心に直行便が運行しています。所要時間はおよそ7時間です。
空港からワイキキ中心地までは、路線バス「ザ・バス」や、ワイキキのメインホテルを巡回する「エアポートシャトルバス」で移動できます。
「ザ・バス」はバス内に持ち込める荷物に制限があるので、観光客はシャトルバスを利用します。おすすめはロバーツハワイ 格安送迎シャトルサービス。現地で戸惑わないように事前予約しておくと安心です。早朝便、深夜便にも対応しています。
なお、海外旅行のチケットは、航空券+宿泊+送迎(オプション)がセットになった「海外ダイナミックパッケージ」でおトクに購入できます。
航空券とホテルの組み合わせが自由自在。個別に予約するよりも割安な価格で、オリジナルの旅を作れる人気のツアーです。以下の旅行会社で取り扱いがあるので、チェックしてみてください。
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【ハワイ観光モデルプラン】必ず行きたい9つの観光名所
では、ここからは上記モデルプランで行けるハワイの観光名所をそれぞれ解説していきます。
ワイキキビーチ
ワイキキビーチは、アラモアナ・センターのある西側、デューク・カハナモク・ビーチから、ダイヤモンドヘッドふもとのカイマナビーチまでのおよそ3kmにわたる8つのビーチの総称です。
かつては、オアフ島の政治拠点があった重要な場所で、現在は、海沿いに多数のリゾートホテルやコンドミニアムが立ち並ぶ、世界屈指のリゾート地となっています。
現在のワイキキビーチが完成したのは20世紀初頭。リゾート開発によって人工的につくられました。
基本的には浅瀬なので子供から大人まで誰もが海水浴を楽しめるほか、サーフィン発祥の地として知られ、一年を通してサーファーたちや、サーフスクールの生徒で賑わいます。
アラモアナセンター
アラモアナセンターは、店舗数約350店を超える世界最大規模のオープンエアのショッピングセンターです。
広大な敷地には、ニーマン・マーカス、ノードストローム、メイシーズ、ターゲットの4つのデパートをはじめ、世界有数のラグジュアリーブランドからハワイの地元経営のブティック、日本未上陸のブランドなど幅広いセレクションの店舗が並んでいます。
また、1階のセンターステージでは様々なイベントが開催され、毎日13:00からは「アラモアナ・フラショー」を見学できます。一日では回りきれない広さなので、行きたいお店は前もって目星をつけておくのがおすすめ。敷地内は無料WiFiが使えます。
アラモアナセンター
所在地/1450 Ala Moana Boulevard, Honolulu
営業時間/10:00~20:00
休日/11月第4木曜日(サンクスギビング)、12月25日
▶公式ホームページ
ダイヤモンドヘッド
ダイヤモンドヘッドは約30万年前に火山の噴火によって形成された噴火口の跡です。上空から見ると中央部はクレーターになっており、かつてここが火山であったことがよく分かります。
トレッキングコースは1.1km。片道30~40分程度で山頂まで到達することができ、標高232mの頂上展望台からは、ハワイの景観を一望できる360度パノラマビューを楽しめます。
また、土曜日にはふもとの駐車場で「KCCファーマーズマーケット」が開催されます。100以上の屋台が並び、おみやげ探しやハワイグルメを楽しむのに最適です。
2022年5月12日以降、ダイヤモンドヘッド州立自然記念公園に入場するためには事前のオンライン予約が必要になりました。オンライン予約は訪問日の14日前から可能。予約はこちらから。
▶ハワイ|ダイヤモンドヘッド日の出ツアー&KCCファーマーズマーケットツアー|土曜限定・送迎あり
DIAMOND HEAD STATE MONUMENT
営業時間/6:00~16:00(Gates Close 18:00)
休日/12/25、1/1
料金/旅行者(4歳以上)$5、3歳以下無料、
駐車場/1台 $10
▶公式ホームページ
ハナウマ湾
ハナウマ湾は、自然保護区に指定されている美しい入り江です。約32000年前に火山活動によって形成されたクレーターが、海からの波の浸食によって削られて形成されました。
透明度の高い遠浅の湾内に、サンゴと熱帯魚が集まることからシュノーケリングのスポットとして人気です。バタフライフィッシュや、チョウチョウウオ、ハギをはじめ、ウツボやウミガメまで世界的にも貴重な海洋生物が生息しています。
また、ハナウマ湾は生態系や自然景観を守るために厳格に管理されており、ビーチに降りる前にはマナーや環境保護について約9分のビデオを視聴する必要があります。
全米のベストビーチランキングでは2004年、2016年の2度にわたって1位に選出。ハナウマ湾へはホノルル中心部から車で40分ほどでアクセスできます。
2021年4月26日より、ハナウマ湾への入場にオンラインによる事前予約システムが導入されました。▶予約(PROSのウェブサイト)
▶【VELTRA】ハナウマ湾シュノーケリング 当日選べる滞在時間と更衣室&無料ロッカー完備
Hanauma Bay State Park
所在地/101 Hanauma Bay Rd, Honolulu
営業時間/6:45~16:00
入場時間/6:45~13:30
定休日/月曜、火曜、12/25、1/1
入場料/$25.00、12歳以下は無料
駐車場/1台 $3
▶公式ホームページ
カイルアビーチ
カイルアビーチは透明な海水と白い砂、遠浅の海が人気の約3kmの長さのビーチです。1998年と2019年と2回、「全米ベストビーチ」に選ばれています。
ウィンドサーフィンやボディボード、カヤックなどウォータースポーツを楽しむことができ、ビーチパークの施設にはシャワー、トイレ、更衣室が完備されています。
カイルアの街には人気のレストランやショッピング施設も充実。ホノルルとはちょうど反対の岸にあたり、アラモアナセンター裏手から発着するザ・バスやレンタカーでアクセスできます。
▶【HIS】カイルア・ビーチ・ツアー
KAILUA BEACH PARK
所在地/450 Kawailoa Rd Kailua
営業時間/24時間
駐車場/無料
▶公式ホームページ
ラニカイビーチ
ラニカイビーチは、カイルアビーチから徒歩約15分にある隠れ家的なビーチです。高級住宅の間にある小道を通り抜けると、約800mにわたって白砂の静かなビーチが広がっています。
ハワイ語で「ラニ」は天国、「カイ」は海という意味を持ち、ラニカイビーチは天国の海と呼ばれています。
きめ細かな真っ白な砂は、驚くほどサラサラしており、沖にある岩礁が波を受け止めるので、ビーチの海面は驚くほど穏やか。美しくエメラルドグリーンに輝く海は、1996年には全米第一位のビーチに輝いています。
ラニカイ・ピルボックス・トレイル
ラニカイ・ピルボックス・トレイルは、山の上にあるピルボックスへ尾根づたいに歩く往復1.5kmほどの初心者向けハイキングコースです。
ピルボックス(Pillbox)とは、第二次世界大戦中に作られた鉄筋コンクリート製の防御陣地(トーチカ)のこと。敵軍を見張る役割があるため、丘の頂上など見晴らしの良い場所に建てられているのが特徴です。
形が薬箱に似ていることからピルボックスと呼ばれ、「天国の海」と呼ばれるラニカイビーチと美しい青空が望める絶景スポットとして人気があります。
所要時間往復1時間ほど。高さ1〜2mの岩壁や滑りやすい斜面を登り降りするので、歩きやすいスニーカーと、日差し対策の帽子、飲み物を準備しておきましょう。
ノースショア・ハレイワ
ハレイワは、オアフ島北海岸ノースショアにあるのどかな田舎町です。サーファーの町として知られ、ハレイワタウンには古き良きハワイを彷彿とさせる街並みが残っています。
ウィンターシーズンには、世界各地からサーフィン好きが集まり、11月以降は世界中のトップサーファーが出場する国際的なサーフィン大会が開催されます。
街では行列のできる人気かき氷店「マツモトシェイブアイス」や、プレミアムハンバーガーの「クアアイナ」、ガーリックシュリンプの「ジョバンニ」、人気レストランの「ハレイワジョーズ」などが有名で、観光やお買い物も楽しめます。
ワイキキからは、車を使って約1時間。ハレイワのあるノースショアは、サーフスポットが多く点在しているほか、ウミガメが甲羅干しに来るラニアケアビーチなどもあります。
▶ノースショア日帰りツアー | 人気スポットを1日で一気に体験!ホテル送迎付
マツモトシェイブアイス
マツモトシェイブアイスは、ハレイワタウンにある大人気の老舗かき氷店です。1951年に食料雑貨品店として開店したハワイの定番グルメ”シェイブアイス”の元祖で、店の前にはいつも長い行列ができています。
ふわふわの氷と40種類のシロップが人気の秘密。自分好みの味をチョイスでき、白玉やあずきなどトッピングも様々です。店内ではTシャツや土産物なども購入できます。
Matsumoto Shave Ice
所在地/66-111 Kamehameha Hwy, Haleiwa
営業時間/10:00~18:00
休日/Thanksgiving、12/25、1/1
▶公式ホームページ
モアナルアガーデン
モアナルアガーデンは、はハワイ王朝と縁の深い歴史ある公園で、日本人観光客にとっては日立グループの「この木なんの木~」のCMで有名なモンキーポッドのある公園として知られます。
このモンキーポッドは日本人からは「日立の樹」とも呼ばれ、樹齢およそ130年といわれています。近くのギフトショップには「日立の樹」を紹介したパンフレットが用意され、ロゴグッズなども購入できます。
ワイキキからは車で約20分。モアナルア・ガーデンは私有地で、以前は無料でしたが、現在は公園の管理と保護のため入場料が必要です。
Moanalua Gardens
所在地/2850-A MOANALUA ROAD, HONOLULU
営業時間/7:30~日没30分前
入場料/大人 $5、12歳~6歳 $3、6歳未満無料
▶公式ホームページ
ハワイ・ワイキキの観光ガイドブック
ハワイ・ワイキキの観光情報は旅行情報誌”るるぶホノルル’23”や ”まっぷる ホノルル’21”、”まっぷる ハワイ’21”でも紹介されています。
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【ハワイ5泊7日観光モデルコース】まとめ
今回は、ハワイを巡る観光モデルコースについて解説してきました。
ツアーに参加すれば短時間で観光できるので、ぜひ利用してみてください。今回は以上です。
ワイキキ発の観光ツアー
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