このような疑問にお答えします。
✅本記事の内容
- ダラット(ベトナム)への行き方
- ダラットの中心地・町概要
- ダラットのオススメ観光スポット
- ダラットの巡り方・観光モデルコース
- ダラット観光の移動方法
ダラット(Dalat)はベトナム中南部に位置し、フランス植民地時代に避暑地として開発された観光都市です。
標高1475メートルにあるダラットは一年中涼しい気候であり、冷涼な気候を利用した野菜生産も盛んです。
外国人観光客の多く集まる町でもありますが、ベトナム人の新婚旅行先としても人気があります。
ホーチミンから寝台バスや飛行機でも行ける観光名所です。
今回は、そのダラットへの行き方とオススメ観光スポット・モデルコース、必要観光日数、ホテル、ツアーなどを紹介していきます。
【ベトナム観光】ダラットへの行き方(ホーチミン・ニャチャン発)


まずは、ベトナムの都市「ホーチミン」と観光リゾート地の「ニャチャン」から、ダラットへの行き方を解説していきます。
ホーチミンからダラットへの行き方
ホーチミンはベトナム最大の都市で、東南アジア有数の世界都市です。
そのホーチミンからダラットへの行き方は、寝台バスか飛行機での移動になります。
ダラットへ寝台バスでの行き方
ホーチミンからダラットへの行き方は、寝台バスを利用して深夜の移動ができます。
バス会社は、「FUTA Bus」がオススメです。「FUTA Bus」は8時間かけてダラット移動してくれるので睡眠時間もちょうどよいと思います。(5時間ほどで移動するバス会社もあります)


検索サイトのBaolauで調べると上記のように表示され、そのまま予約をすることができます。


FUTA Busのホーチミンからダラットへのバス料金は260,000ドンです。
「FUTA Bus」の内装は、ほかの寝台バスよりも清潔で、土足厳禁。また、カーテンで仕切られているので周囲も気になりません。
チケット予約・時刻検索は公式サイトをご利用ください➡「FUTA Bus」
検索ワードは「Nha Trang(ニャチャン)」と「Da lat(ダラット)」
そのほ、かベトナムのバスの時刻検索と予約にはBaolauが便利です。
ダラットへ飛行機で移動する


ホーチミンからダラットまで飛行機でも移動できます。
ホーチミン空港からダラットのリエンクオン国際空港まではおよそ1時間です。
料金は2500円前後と安いので、長時間のバス移動を避けたい方は空路での移動が良いですね。
ダラットのリエンクオン国際空港から市内までは車で30分ほどです。
ニャチャンからダラットへの行き方
ニャチャンは、ダラットから東側の海岸沿いに位置し、ベトナムでも有数のリゾート地です。
ニャチャンからダラットまでは、長距離バスのみの移動となります。
ダラットへ寝台バスでの行き方


ダラット~ニャチャン間も寝台バス「FUTA Bus」が利用できます。
2時間おきにバスが出ており、所要時間4時間です。料金は135,000ドン。
ダラット市内とバスターミナル間は無料送迎サービスが運行しています。
送迎には電話で確認が必要なので宿の方にお願いしましょう。
➡ダラットバスターミナル(FUTA Bus)地図
※ダラットバスターミナルではタクシーの勧誘もいます。無料送迎を知らない方が利用するのだと思いますが、係員に積極的に目的地を伝えて無料送迎に乗せてもらいましょう。
ニャチャンのFUTA Bus事務所
ニャチャンからダラット行きのバスはFUTA Bus事務所(➡地図)から運行しています。
ニャチャンの鉄道駅に近いので事務所に荷物を預かってもらい、待ち時間でニャチャン観光を楽しむこともできます。
▼ニャチャンの観光の見どころはこちらの記事をご覧ください。
【関連記事】ニャチャン観光への行き方とおすすめ観光スポット
ダナン~ダラットの行き方
ベトナムを縦断する方向けに、ダラットからベトナム中部の都市「ダナン」へ行く方法があります。
先ほどから紹介している寝台バス「FUTA Bus」がダナンまで運行しています。所要時間は17時間ほど。


料金は285,000ドンと格安ですので、費用が安く抑えられますね。
楽なのは空路での移動です。3500円ほど。( Baolau 調べ)
【ベトナム縦断一人旅】自分はこのように行きました
自分はハノイからベトナムを縦断しており、中部の都市ダナンからクイニョンへ移動し1泊。
そして統一鉄道でニャチャンへ移動し、3時間ほど観光。その日のうちにダラットへバス移動しました。
ダラットで1泊し、翌日観光。その日の深夜バスでホーチミンへ行きました。
✅関連図書
Kindle unlimitedなら対象の旅行ガイドブックやドライブ関連書籍が読み放題です。
✔漫画・雑誌・ビジネス書など200万冊以上
【ベトナム】ダラット観光でオススメの滞在場所とホテル


ここまでは、ベトナム・ダラットへの行き方について解説していきました。
ここからは、ダラットの中心地とおすすめホテルをご紹介します。
【ベトナム】ダラットの中心地はどこ?


ダラットの市街地はオレンジ色のエリアです。市街地には徒歩圏内にホテルや飲食店があるので滞在に便利です。
また、その隣の緑色のエリアは、ダラットの見どころである「ナイトマーケット」です。ダラットのナイトマーケットは毎晩開催されており、夜はとても賑わいます。
【ダラット観光】高級でリーズナブルなホテル一覧
ダラット観光で泊まりたい、高級でリーズナブルなホテルは下記です。清潔なホテルが格安料金で宿泊できます。
✅ダラットでオススメのホテル
スターヒル ホテル(Starhill Hotel)
➡口コミ評価と立地の良い2つ星ホテル。デラックスダブルルームで2,400円ほど。朝食込。
チューリップ ホテル(Tulip Hotel)
➡口コミ評価と立地の良い2つ星ホテル。スーペリアダブルルームで2,800円ほど。
Kim Oanh Orchids Hotel
➡ 口コミ評価と立地の良いホテル。スタンダードダブルルームで2,600円ほど。
Soren Hotel
➡口コミ評価と立地の良いホテル。スタンダードキングルーム 1,665円ほど。
➡Victory Da Lat Hotel
口コミ評価と立地の良い2つ星ホテル。スーペリアダブルルーム 1,903円ほど
Pi Hostel
➡口コミ評価と立地の良いホテル。ダブルルーム 2,165円ほど。ドミトリー部屋885円ほど。朝食込。
▼そのほかのダラットのホテル検索はこちらをどうぞ。
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【ベトナム】ダラットのオススメ観光スポットとモデルコース


ではここから、ダラットの具体的な観光スポットについて解説していきます。
ダラットで行っておきたい観光スポットとモデルコースは下記です。
✅ダラットで行きたいオススメ観光スポット
- ダラット大聖堂
- Prenn Waterfall(プレン滝)
- Datanla Waterfall(ダタンラ滝)
- Thien Vien Truc Lam(竹林禅院)
- Robin Hill ロープウェイ(ケーブルカー)
- スアンフオン湖
- フラワーパーク
- ダラット駅舎
- ナイトマーケット
- カフェ巡り
コーヒーで有名なダラットはカフェ巡りも見どころです。滝やケーブルカーはダラット郊外にあります。
✅ダラット観光モデルコース
ダラットの観光スポットは、広範囲に点在しています。朝はカフェ、日中は観光名所を巡り、夜はナイトマーケットを楽しみましょう。
では、それぞれの観光スポットについて詳しく解説していきます。
ダラット大聖堂


ダラットで最大の教会「ダラット大聖堂」は、ベトナムのカトリック教会です。
フランスが残した最も典型的かつ古代の建築作品の一つです。鐘楼の頂上にある大きな鶏の像にも注目してください。
Prenn Waterfall(プレン滝)


プレン滝は、滝の後ろを歩いて景色を眺めることができる瀑布です。


また、プレン滝のある園内には、象やダチョウにのったりできるアクティビティやカヌーを借りて滝の近くまで行くこともできます。


子供から大人まで楽しめる観光地です。入場料50,000ドン。
Datanla Waterfall(ダタンラ滝)


ダタンラ滝(Datanla Waterfall)、水量のある滝が見どころです。また、園内にはローラーコースターやケーブルカーを使って移動できるアクティビティにあります。
自分が行ったときは調整中だったようで徒歩でしか回れませんでした。
所要時間30分~1時間程度。入場料30000ドン。
Thien Vien Truc Lam(竹林禅院)


竹林禅院はベトナム最大の禅寺です。美しい寺院には多くの観光客が集まります。所要時間30分ほど。
入場無料。
ここから近くのトゥイェンラム湖でボートを楽しんだり、ロープウェイを利用してRobin Hill(地図)まで戻ることもできます。
Robin Hill ロープウェイ(ケーブルカー)


Robin Hill(地図)と竹林禅院を結ぶロープウェイです。ダラットの高山地帯を一望できます。


片道:80,000ドン。往復:100,000ドン。所要時間は片道10分ほど。


往復チケットを購入して竹林禅院周辺をお散歩し、カフェでコーヒーを飲んで戻ってくるなどのプランでも良いですね。
スアンフォン湖


スアンフォン湖は、ダラットを象徴する湖で市民の憩いの場です。


スアンフォン湖では、アヒルボートを借りて湖散策も楽しめます。
ダラット駅舎


ダラット駅は1932年から1938年に建設され、フランス植民地時代に使用されていた駅舎の跡です。
現在でもダラット郊外の村との区間のみ観光用に運行しています。


展示されている日本製の古い蒸気機関車も写真スポットとして人気です。入場料5000ドン


また、駅構内には関連グッズやお土産も販売されています。
ダラット駅舎隣のチョコレートカフェ


ダラット駅舎のとなりには、古い駅舎をリノベーションしたチョコレートカフェ「The choco coffee」があります。
「The choco coffee」は、このカフェを目的にダラット駅舎へ来る方も多い人気のカフェです。


1番人気の「シグネチャーホットチョコレート」:53000ドン
店内でオリジナリティのチョコレートも購入できます。
フラワーパーク


スアンフォン湖沿いにあるダラットフラワーパークは人気の植物園です。
園内は広いので休憩を合わせて1~2時間ほどを見ておくと良いでしょう。入場料50000ドン。
ナイトマーケット(ダラット市場)


ダラット市場で毎晩開催されているナイトマーケットです。
多くの地元民や観光客が集まってとてもにぎやか。食べ歩きしたり、お土産を買うなどして楽しみましょう。


【ダラットコーヒー】La Viet Coffee
ベトナムはブラジルに次ぐコーヒーの産地で、ダラット市で産出されるアラビカ種コーヒー豆が高い評価を受けています。
ダラット市内にはおしゃれなコーヒーが立ち並び、コーヒーショップ巡りも観光の見どころです。


人気のカフェは「La Viet Coffee(ラビエットコーヒー)」です。


朝食やランチにおすすめのカフェです。


La Viet Coffeeでは、食事が楽しめるほかにオリジナルブランドのコーヒーまめを購入することができます。


日本人にも有名なお店で、観光客も多く訪れます。
【ダラットコーヒー】MAZE(メイズ)


ダラットコーヒーの名店「MAZE(メイズ)」は、4階建ての店内が迷路になっており、好きな場所でダラットコーヒーが楽しめるユニークなカフェです。


薄暗い店内は、オーナー自ら手づくりしたこだわりの内装です。


店内の迷路を抜けて屋上に出ると、そこには巨大な庭園が広がります。これらもすべてオーナーの手づくりです。


水が流れるように仕掛けも施されていて、庭園に来たかのようなクオリティでした。


屋上にテーブル席があるので、ダラットの町を見ながらコーヒーを飲むのがオススメです。
ちなみに料金はコーヒー代のみで、見学に追加料金などはありません。
ダラット観光で利用したい移動方法


【ダラット観光】移動方法① レンタルバイク


ダラット観光でオススメの移動方法はレンタルバイクです。
ベトナムではレンタルバイクでの観光が一般的でホステルに言えば1日100,000ドンから200,000ドンほどで貸し出しをしてくれます。
国際免許証や日本の免許証は必要ありません。代わりにパスポートを預けます。
ダラットはバイク交通量が多いので、バイクに乗り慣れていない方は注意が必要です。
【ダラット観光】移動方法② 配車アプリ「GRAB」
ダラットでは、配車アプリ「GRAB」を使ってタクシー移動ができます。
その都度タクシーを手配してダラット観光を楽しんでも良いですが、郊外に出るとタクシーはほとんどなくなります。
オススメは、タクシーのチャーターです。「GRAB」では、時間を決めてタクシーをチャーターすることができます。(ホテルで手配してもらうことも可能)
【ダラット観光】移動方法③ 現地ツアーに参加
ダラット観光は、現地ツアーが一番シンプルで楽に観光スポットを巡ることができます。
オススメのツアーは下記です。
▶【ベトナム中部高原探索】ダラット ダタンラ滝 日帰りツアー
このツアーは先ほど紹介した「竹林禅寺」や「ダタンラ滝」、その他のダラットの見どころを巡ったあとイチゴ農園にも立ち寄ってくれます。
7時間ほどのツアーですが、料金は1,046円と格安です。驚くほど安い。
市内に宿泊であればホテルまでピックアップしてくれます。英語ツアーですが、特に説明は必要ないと思うので気軽に楽しめると思います。
ダラット観光に必要な日数は?


ここまで、ダラットへの行き方や観光スポット、移動方法などを解説してきました。
ダラットは見どころが多く、避暑地であるため清々しい気候です。ダラット滞在には、移動も含めて最低でも1泊2日はあると良いでしょう。
ダラットの観光スポットやカフェ巡りを楽しんでください。
今回は以上です。ダラット観光の参考になれば幸いです。
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