1999年にユネスコの世界遺産に登録された「ミーソン遺跡」。192年~1832年までベトナム中部沿海地方に存在したとされるチャンパ王国 の聖なる遺跡です。
ベトナム戦争の爆撃によってかなり破壊されましたが、レンガ作りのチャンパ塔など7世紀から13世紀にかけての遺構がミーソンには残っています。
最近では乃木坂46のミュージックビデオのロケ地に使われて話題になりました。
都市部から少し離れた場所にあり、ベトナム中部の都市ダナンからは観光ツアーで行くのが一般的です。今回はそのミーソン遺跡への行き方と入場料・所要時間・ダナン発のツアーについてご紹介します。
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【ミーソン遺跡】行き方と観光ツアー解説【ダナン・ホイアン発】
ダナンからミーソン遺跡は50㎞ほど離れており、車で1時間20分ほどかかります。基本的に公共のバスは走っていないので自力で行くかツアーに参加する必要があります。
ホイアンからもダナンと同じくらいの時間がかかります。
ミーソン遺跡への行き方はこのような方法があります▼
- レンタルバイクを借りる
- 現地ツアーに参加する
- タクシーをチャーターする
- GRABを利用する
これらを一つずつ説明していきます。
【ミーソン遺跡への行き方①】 レンタルバイク
ミーソン遺跡への行き方ではレンタルバイクが一番安値で移動できます。
ベトナムを個人旅行するときにはレンタルバイクは一般的な移動方法です。自分はベトナム縦断したときはほとんどの都市でバイクをレンタルしました。
バイクをレンタルする方法は泊まったホテルにお願いすると手配してくれます。現地でバイクレンタルの看板を立てているお店に尋ねても良いでしょう。ですが、英語が通じないことがあるのでホテルにお願いするのが確実です。
料金の相場は最低1日100000ドン(約500円)ほど。高くても200000ドンでしょう。
日本のように保険とかややこしい手続きはなく、パスポートを預けて鍵を渡されて終わりです。
借りた際にガソリンは入っていないことが多いので事前に確認しましょう。ダナンの町中を出るとバイクの数は少なくなるのでそれほど運転は難しくないと思います。
今回自分が宿泊してレンタルバイクを借りたホテルはこちら➡ダナンの駅近ホテル
ダナン駅から徒歩1分の好立地。前後の移動に非常に便利でした。
【ミーソン遺跡への行き方②】現地ツアーに参加
ミーソン遺跡まで行くツアーは頻繁に催行されているので前日までに現地のツアー会社で申し込めば翌日のツアーに参加できます。現地で近くにツアー会社がなければ泊まったホステルに聞いてみましょう。
もしくは「my son sanctuary tour da nang」と検索するといくつか現地ツアーが表示されるので調べて予約しておくと良いです。探せば安いツアーもいくつかあります。
▼参考までにこちらのツアーをご紹介します。
ダナン発:ミーソン遺跡ツアー(英語)
所要時間/日数:4.5 時間
開始時刻 07:00, 13:00
1名あたり ¥ 3,565 から
詳細はこちらから
▲上記ツアーはミーソン遺跡の入場料150000ドン(約750円)も含まれているので悪くないと思います。ツアーを調べる際に入場料込みか必ず確認しましょう。
▼ベトナムで信頼のおけるツアー会社「シンツーリスト」が提供しているツアーです。
車1台:1,049,000ドン(3人まで参加できるパッケージ)
朝7時から12時までの5時間。ツアーガイドはなし。チケット代も含まれません。
➡詳細はこちら
【ミーソン遺跡への行き方③】日本のツアー会社で予約
日本の旅行会社が主催するミーソン遺跡ツアーがあるのでご紹介します。
ダナン・ホイアンから出発し、ミーソン遺跡を観光。プランによって昼食を食べて出発地へ戻ります。日本語ガイドさん付き。
ダナンとホイアンを含めた観光ツアーをいくつか提供しているVELTRA主催のツアーです。
観光の時間が少ない方はまとめて移動できるこれらのツアーをうまく利用すると良さそうです。
【ミーソン遺跡への行き方④】タクシーを半日チャーター
ベトナムでの移動手段としてタクシーをチャーターすることも一般的です。それなりに料金は高いので人数が多い時にはオススメできます。
チャーターする方法は町中のタクシーと交渉しても良いですが、泊まったホテルにチャーターをお願いした方が良いです。料金や拘束時間などの交渉を代行してくれます。
料金は拘束時間によって変わってきますが、6時間ほどで800,000ドン(約4000円)以上と考えておきましょう。
ダナンから行く場合は見どころの一つである「五行山」もこのタクシーを使って観光すると良いと思います。
交渉次第でダナン~ミーソン遺跡~ホイアンへの移動もできるのでタクシーチャーターは旅のプランに柔軟に適応できそうです。
【ミーソン遺跡への行き方⑤】配車アプリ「GRAB」を利用する
ベトナム版UberであるGRABを使ってミーソン遺跡へ行く方法もあります。事前に料金設定が表示されるので交渉する必要がなく安心ですが、帰る際にミーソン遺跡からGRABのドライバーを見つけるのが困難です。
行きで乗せてもらったドライバーに待っていてもらうこともできますが、それもまた交渉が必要になるので何ともいえないです。
GRABで時間拘束で車をチャーターすることが出来ます。その際は8時間でおよそ1,600,000ドン(8000円ほど)。
【ミーソン遺跡】観光の見どころ・入場料・所要時間
ミーソン遺跡に自分は所要時間2時間ほど滞在しすべての遺跡と博物館をじっくりと観光しました。非常に見ごたえのある遺跡ですが、観光ツアーでは限られたエリアを30分ほどで巡っていました。
入場料は150000ドン(約750円)。
現地では多くの日本人ツアー客が日本語ガイドさんの案内のもと観光をしていました。ですが、これが意外とあっさりでツアーによっては次々と進んでいき、メインの遺跡もそそくさと観光を終えていました。
この辺はツアーの良し悪しだと思いますが、ある程度時間に余裕を持ったツアーが良いですよね。
自分はガイドさんを付けずに観光しましたが、歴史的な背景を詳しく知るという意味では日本語ガイドさんに説明してもらいながら観光した方が良いです。
ミーソン遺跡では毎日4回公演で「チャム族のダンスショー」が行われます。15分ほどの公演ですので見逃さないように時間を調整していきましょう。
公演時間:9時15分~、10時45分~、14時00分~、15時30分~
時間的に昼食の時間帯だったのでミーソン遺跡入口付近のレストランへ行きました。少々割高でしたが、ミーソン遺跡周辺には食事ができる場所はないです。
一番安いEgg Fried Rice(卵チャーハン)60000ドン(約300円)を注文したら本当に卵とご飯しか入っていないチャーハンが出てきました。味は美味しいです。
【ダナン・ホイアンから訪れたい】ベトナム・ミーソン遺跡
ダナンからそれなりに離れており、行きにくさがあるので中部観光の際にプランから外されることも多いミーソン遺跡ですが、ベトナムとアジアの歴史を感じられる貴重な場所なのでぜひとも立ち寄ってみることをお勧めします。
半日ほどで見終わるのでダナンやホイアンの半日観光と組み合わせると良さそうです。
ベトナム旅行の参考にしてみてください。
▼ダナン・ホイアンの観光の見どころはこちらの記事をご覧ください。