スコットランド・エジンバラの「スコットランド国立博物館」は主にスコットランドの歴史、民族、文化に関連する展示を行っている国立の博物館。
入館料はなんと無料!そして豊富な展示と広い館内!じっくり見たら半日はかかる充実の博物館です。見どころは「世界で初めて作られたクローン羊のドリー」。死後、剥製にされてこの博物館に展示されています。
そのほか航空機体や動物の剥製など大人から子供まで楽しめる展示内容です。今回はこの「スコットランド国立博物館」の展示物について紹介していきます。
【スコットランド国立博物館】所要時間・料金・見どころはクローン羊のドリー
スコットランド国立博物館はエジンバラ大学近く、ハリーポッターの作者が通った喫茶店「エレファントハウス」のすぐ近くです。
スコットランド博物館が製作したこちらの動画で館内の様子が詳しく紹介されているので行く前に雰囲気をつかんでおきましょう▼
スコットランド国立博物館
営業時間:10:00-17:00
入場料金:無料
所要時間:2~4時間
【スコットランド国立博物館】科学技術エリア
4階建てのスコットランド国立博物館。最初にエレベーターで4階へ行き、下りながら順番に展示を見ていきます。
中央の航空機の展示は空を飛ぶ機体の歴史を表しており、初期のグライダーから戦闘機まで技術の進歩がよくわかります。
スコットランド国立博物館の目玉!「クローン羊のドリー 」
このエリアの一階部分に世界で初めて作られたクローン羊のドリーの剥製が展示されています。
ドリー(Dolly、1996年7月5日 – 2003年2月14日)は、世界初の哺乳類の体細胞クローンである雌羊。スコットランドのロスリン研究所で生まれ育ち、6歳で死ぬ。ドリーの誕生は1997年2月22日に発表された。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ドリーという名前は乳腺細胞由来にちなんで、飼育係がドリー・パートンの巨乳を称えて提案したものである。ドリーは体細胞の核を除核した胚細胞に移植する技術によって誕生した。ドリーは1996年に6歳の雌羊の細胞からクローンされ、今日まで続く議論の的となっている。
2003年5月9日、ドリーの剥製がエディンバラのスコットランド博物館へ陳列された。
すでに20年以上も前の出来事ですね。当時は日本のニュースでも話題になりました。ドリーは最後、病気にかかり、安楽死を遂げたそうです。
ロスリン研究所のある「ロスリン」の地域には礼拝堂があり、 映画「ダヴィンチ・コード」 で一躍有名になりました。 謎めいたこの礼拝堂。クローンも作るこの地域は何か秘密があるのかもしれませんね。
【スコットランド国立博物館】世界技術に関する展示
ここではレーシングカーの展示と実際にゲームで体験もできます。
ゲームセンターみたいですよね。無料遊べます。
最先端なロボットもいました。
【スコットランド国立博物館】技術の歴史に関するコーナー
懐かし携帯電話が並んでいます。パカパカ携帯(今ではガラケー?)から20年もの月日が経ったようです。PHSもありました。時代は大きく変わりましたね。
さらに古い、、、黒電はギリギリ見たことあるかな!?
初期のアップルコンピュータ!
初期のアップルパソコンです。パソコンは当たり前の時代になりましたが当時は革命的な出来事でした。
【スコットランド国立博物館】動物の剥製や恐竜の展示コーナー
本物さながらの恐竜や海の生き物が再現されています。実物大の大きさで迫力があります。
中央は大きな生き物が展示され、階ごとの展示は小さな動物が再現されています。この場所は動物園感覚で子供も楽しめますね。
✅関連図書
Kindle unlimitedなら対象の旅行ガイドブックやドライブ関連書籍が読み放題です。
✔漫画・雑誌・ビジネス書など200万冊以上
【スコットランド国立博物館】所要時間は半日?
充実の展示内容であるスコットランド国立博物館はじっくり見学すると2~3時間以上かかります。自分は歩きっぱなしでクタクタになりました。
エジンバラ観光ですでに長距離を歩いた方は休憩を挟まないと結構しんどいです。
時間があれば日をまたいで来られるといいかもしれません。それほど濃い内容の博物館でした。
紹介しきれなかった民族に関する展示などほかにもいろいろあります。エジンバラ観光の際には長めに時間を確保して見学に訪れてみてください。
スコットランド博物館のほかにも絵画を展示しているスコットランド美術館もあるのでそちらもどうぞ。無料で「ゴッホ」や「ダビンチ」など、有名画家の作品を見ることができます。