東アメリカ周遊旅行記、デトロイト編。深夜バスで朝デトロイトに到着。
ダウンタウン観光をひとしきりした後に、今回のデトロイトの目的であったフォード博物館へ移動しました!
デトロイトの自動車産業の象徴!フォード博物館はすごかった!!
フォード博物館はアメリカ自動車産業の歴史が詰まったミュージアムです。
フォード社の車だけではなく幅広い展示なので子供から大人まで楽しむことができます。
フォード博物館への行き方
フォード博物館はデトロイトから16キロほど離れたディアボーン市に位置しています。
デトロイトシティからは200番か261番のバスで行くことができます。詳細はグーグルマップが便利です。
200番と261番のバス停は違いますが、参考までに261番バス停を紹介します。
バス停はデトロイトタイガースの野球場に近いです。
デトロイトオペラハウスを目印にしてください。
一応バス看板が道路沿いに立っているので道路は南側に進むバス停に行ってくださいね。逆はなかったはず。
時間を過ぎていて本当に来るのか不安でしたが、バスは無事に到着しました。
料金は一律$3を現金です。
おつりはくれないので注意してください。
確認のため運転手さんにフォード博物館に向かってくれるか聞きましょう。
バス乗車時間は30分ほどです。
フォード博物館停車場
博物館前のバス停はないので近くで降りて歩かなくてはいけません。
降りるときはグーグルマップを見続けました。
運転手さんも言わないと教えてくれません。
行く前には自身でGoogle検索していきましょう。
結構わかりにくいです。
バス停からは歩いて1キロぐらいです。
バス停からフォード博物館への道中
お腹がペコペコだったので途中にあるスーパーに立ち寄りました。
店内を歩いていると何だか店員さんにずっと見られてる気がする。。。
しかも店長クラスの人にw
万引きでもすると思ってるのかアジア人が珍しいのか。なんかモヤモヤしつつもサンドイッチを食べながら歩いてフォード博物館へ向かいます。
博物館内での食事は高いので事前に済ませておくのがベターです。
博物館入場料・クーポンを使おう!!
このような博物館はオンラインクーポンがあります。
ネットで「Detroit ford museum coupon」と調べるとデトロイト観光協会が出しているクーポンを見つけて購入しました。
通常$24のところが$18.5で買えました。
荷物も無料で預かってくれます。
防犯カメラはありますが、管理はしてくれないので自己責任で預けましょう。
ヘンリーフォード博物館を観光して行こう!
ミュージアムの中央部。地図をもらい右側から左側へ順番に攻めていきます。
アメリカ大統領車の展示
大統領専用車が立ち並ぶエリアです。すごい迫力。出来るだけ紹介していきます。
レーガンカー(Reagan car)1972年。リンカーン。
ニクソン大統領時に作られたこのリムジンは、レーガン大統領がジョンヒンクリーによる暗殺未遂事件の後も避難するためにも使われたそうです。
ケネディカー1961年。リンカーン。
コンバーチブル(オープンカーにもできる車)使用。
ケネディ大統領暗殺時にはオープンカー使用にしてテキサス州ダラスを走っていたところ銃撃に会いました。
その後、大統領専用車は防弾使用へと変わっていきます。
Bubbletopバブルトップ1950年-67年。
トルーマン大統領が最初に乗った大統領カー。
サンシャインスペシャル1939年-50年。
ルーズベルト大統領時に使用され、よく民衆の前ではコンバーチブルを開けて走行されたそう。
1875年のストリートカー。かつての公共交通機関。後ろの車体に人を乗せて移動できました。
かつての名車の展示
左はシボレーコルベット‐ロードスター。1955年。日本でもファンが多い車です。アメリカのスポーツカー。
右は DeSotoファイアフライト。1957年。アメリカのクライスラー社が北米で展開した自動車ブランドです。
ホンダCB750。1971年。日本の名車ですね。きれいな状態で保管されています。
Lasalle Roadstar1927年。キャデラック。アメリカで人気を博した車。何色ものバリエーションを持ったスタイリッシュカー。
リンカーンZephyr1936年。
Tucker48 1948年。
Edsel Citation1958年。
Buick Riviera1963年。フェラーリとロールスロイスを足したデザインの車。
Crosley Hotshot1951年。当時の軽自動車かな。ドアは取り外し可能だそうです。
Honda Accord LX 1983年。ついにホンダの車が登場。安く提供されていたこの車はアメリカの車業界に大きなダメージを与えました。
ミシガン州の公園で日本車をボコボコにするパフォーマンスがありました。日本車の台頭により仕事を失った方々の怒りの行動です。
Nash Rambler 1950年。
Ford Escort GLX1981年。当時のアメリカ人は小型車には興味がなかったそうですが、オイルショックでガソリンの値段があがり、燃費のいい車に需要が出てきたそうです。
Continental Mark 2 1956年。当時の高級車でロックフェラーやフランクシナトラなどのVIPが所有していた車。
Buggati Type 41 Royale 1936年。非常に希少価値の高い高級車だそう。
Honda Accord 1989年。1980年代はアメリカ人にとって多くの種類の車が市場にある時代でした。
次第にアメリカ車は大きさを求め、トラックやSUVに引き続き力を入れていきます。
そんな中、日本車はミドルクラスの低価格帯を狙っていき、このホンダアコードは価格、サイズ、品質で優れ、1989年のアメリカでもっとも売れた車となりました。
Ford Explorer 1991年。これは現代でも走っているかもしれません。SUVタイプは今でも人気ですね。
Dodge Onmi 1978年。オイルショックの時代に好まれた燃費のいいアメリカ車。
Toyota Corona1966年。トヨタの名車です。
1958年にトヨタがアメリカの市場に来た時、アメリカの人たちは「日本車は品質が悪い」と考えられていました。
その後、1965年にこのコロナとともにアメリカ市場に戻ってきたトヨタはアメリカ人に認められ「日本車」のイメージを覆したといわれます。
Volks Wagen 1949年
当時アメリカの港に着いたこのドイツ車は見たこともない見た目にアメリカ人は敬遠していましたが、見た目のかわいらしさが認められ、若者に絶大な人気を博します。
10年後には12万台も輸入されるようになりました。
Ford 1949年。このアメリカらしい大型車はのちにファミリーカーとしての地位を確立していきます。
Lasalle 1937年。
Willy overland Jeep 1943年。第二次世界大戦中につくられ、アメリカで人気の車の一つ。
兵士たちはどこにでも行けるこの車を好んだそうです。
Lincoln continental 1941年。
車だけではない!アメリカの歴史がわかる
フォードミュージアムは車だけではありません。
かつてのアメリカの暮らしや、人種について、飛行機、農業、発明に関する展示もあるので3時間近く見学しました。
フォードミュージアムはフォード車を展示しているのかと思いきやフォードはあまりありません。様々な車の展示が楽しめるスポットです。