東アメリカ周遊旅、今回はシカゴからデトロイトまで深夜バスで向かいます。
宿のチェックアウトの後は荷物を預け、シカゴ観光をし、夜には戻って宿の共有スペースに滞在しました。
東側のバスは今回が初めてで西側で活躍したBoltバスは東には多くないみたいです。
ほかにも格安長距離バスでMEGAバスという会社があるのですが、支払いの際に自分のクレジットカードが反応せず、問い合わせても解決策が見当たらず仕方なしにグレイハウンドを選択。
グレイハウンドのバスは遅延も多く、客への対応も含め評判が悪いです。
ですがメガバスが予約できない関係で今回の東アメリカ編はほとんどがグレイハウンドでの移動となりました。
結果から言うと、、、問題はなかったです。遅延もないし、対応もまあまあ。
聞くところによると、アメリカ西側でグレイハウンドを使った方は、遅延でバスターミナルに一日滞在させられたなんて話もあり、東側はしっかりしているとのことです。
格安アメリカの長距離バス「グレイハウンド」体験談と乗り方!
グレイハウンドの歴史
グレイハウンド(Greyhound Lines, Inc.)は、アメリカ合衆国で最大規模のバス会社。
アメリカとカナダの都市を結ぶ膨大な数の路線を持ち、合衆国内においてだけでも3,100路線以上が存在します。
社名はドッグレースにおいて最も速い犬種であるグレイハウンドに由来しています。
1913年にミネソタ州ヒビングにて設立され、1926年にグレイハウンド・コーポレーションとなり、現在はテキサス州ダラスに本社を構えています。
都市間の移動と、ローカルエリアでの途中下車にも対応しているみたいです。
長距離バス検索をすると他者よりは少し高めですが、路線も本数も多かったです。
実際にシカゴでグレイハウンドに乗ってみよう!
予約される際は「出発地(chicago)目的地(Detroit)Bus」で検索されるをバス料金比較サイトがいくつか出てきて自動で最安値を検索してくれます。
最安値がみつかったらそのサイトから予約もできます。
ですが、もしかしたら手数料が発生するのでそのバス会社のホームページから予約された方が安いかもしれません。
比べてから予約しましょう。
シカゴ~デトロイト間を行く!
深夜バスでシカゴからデトロイトへ向かいます。
今回予約したバスはシカゴからより、そこから30分ほど電車で離れたDan Ryan駅から乗るバスが安かったのでチケットを購入しました。
20.45-6.00着で$35.5でした。
駅に降りたとたんに感じる「あっ、ここ危ない」感。シカゴ郊外は危ない雰囲気が漂っていました。
グレイハウンドはチケットをプリントアウトしないといけません。
メール画面では乗せてくれないのです。
ここが面倒臭い!
この駅にチケットオフィスがあるとのことでしたが、見当たらず。。。
近くのバスの運転手さんに聞いてみると「裏に回ってまがってすぐのとこだよ」
と教えてくれました。
上の写真の右の扉がそうです。ノックをしたら中の人がドアを開けてくれました。
わかるわけない!!
心配だったので30分も前にバス停に着きましたが、この日は極寒!!!
雨風しのげる場所に行ってみるとそこにも変な人が、、、
怖いけどここにいるしかないので息をひそめてバスを待ちました。
うれしいことにバスは時間通りに到着。
実は今回のチケットはDan Ryan駅~シカゴ~デトロイトなのです。そうです。またシカゴに戻るのです。
シカゴのグレイハウンドの駅は宿にも近いところでした。ここで二時間待ち。
高くても最初からここに来ればよかった。
チケット引き換えマシンもありました。
遅い時間ですが大変込み合っていました。椅子を荷物で確保する人が多くて座れない!!
二時間ここにいましたが、ほんとね、あぶない雰囲気ですよ。シカゴの裏の面が出ている感じ。
歴史をたどるとシカゴギャングとか出てきて治安がいい街ではないのですよね。
観光地ばかりにいるとわからないですが、ローカルなところに行くとビシビシ伝わってきます。
なにか危害を加えてくることはないと思いますが、身の回り品など気を付けておきましょう。
警備もしっかりとしていて、変な場所に座り込んでいる人はすぐに注意されていました。
そしてその人は反抗してました。。。おいおいおい、、、
深夜バス移動と荷物預けサービス
バスは定刻通りに到着し、無事に出発まですることができました。バスに乗ると速攻爆睡!二人席を一人で使えました。
深夜バスはアメリカ西海岸を旅した時に慣れたのでスムーズに準備、睡眠へとたどり着けます。
朝は6時にデトロイトに到着。途中雪が積もっていましたよ!!!
そんなに寒いんだね!!シカゴよりデトロイトのほうが寒いみたい!
ここから乗り継いでトロントまで行く方もいるみたいでした。無事にデトロイトまで到着。
荷物は預けられるのか?
ここで問題があります。
今回はデトロイトに宿泊しないため荷物を預かってくれる宿はありません。
グレイハウンドにこのようなサービスがあるのかはあいまいで現地で聞いてみて、最悪、デトロイトのホテルに聞いて預かってもらおうかと思っていました。
グレイハウンドは対応が悪いことで有名です。
あんまり自分は気にしませんでしたが、到着して受付に荷物のことを聞くとあの窓口で対応しているよと言われます。
ですが窓口には誰もいません。
すぐに戻ってくるからと言いますが全然戻ってこない。
その受付の人は手が空いているのに…けど朝一で自分も急いではいなかったのでバックの荷物整理をしながら気長に待っていました。
戻ってきたのは結構偉いさんみたいなお姉さんでした。
確かにさっきから忙しそうにしていたなぁ。
グレイハウンドを利用したお客さんは荷物を預けるサービスを受けられるそうです。
24時間で1荷物で8ドルほど。
今回はバックが2つありますが低価格で抑えるためリュックのほうは重いけど背負っていくことにします。
スーツケースだけ預ける。
お姉さんに8ドルを渡そうとすると「いらないわ」と笑顔でサービスしてくれました!
ありがとうございます。いろいろあったけどいい気分で出発できそうです。
グレイハウンド!結果は意外と大丈夫!?
今回は悪名高いグレイハウンドに挑戦してみましたが、結果としては交通の遅れもなく大きなトラブルもなく、問題も無いように感じました。
バス停は大きな都市にはバスターミナルがあるので待合室として滞在するのには便利です。
受付等の対応に関してはやや難ありだとは思いますが、通常であればさほど関わらずにバスに乗ることもできるでしょう。