アメリカの歴史に重要な役割を果たした「ルート66 」は復興されて一部は観光地として保存されています。
見どころはその道路上に描かれたルート66マークとの記念撮影です。来た際は必ず写真を撮りに行きましょう。ですが、ポイントはどこにでもあるわけではなく、道路上にあるので危険も伴います。
今回はセリグマン 〜ウィリアムズの間で見つけたルート66サインを独占撮影できる場所があったのでご紹介します。航空法が引っかからないのでドローン撮影もできました。
▼ルート66の町・セリグマン観光の見どころはこちらの記事で詳しく解説しています。
【ルート66サイン】道路マークの場所は?ウイリアムズの写真スポット

行く前に知っておきたい!ルート66の歴史!
国道66号線。U.S. Route 66は、シカゴとロサンゼルスにあるサンタモニカを結んでいた、全長3,755kmの旧国道です。
1926年に連邦最初の国道の1つとして創設されましたが、ハイウェイの発達により1985年に廃線となりました。全体的に平坦な地形など地理的には輸送に適した道路でした。
時代とともに交通量が増加
1930年には、土壌流出によりカリフォルニア州へ移住する農家が増加、交通量も増え、沿道には商店やレストランなどビジネスを起こす機会にあふれていました。
戦時中は軍需産業が発達し、国道66号線は軍用品の運搬路としての役割を果たします。
戦後はロサンゼルスやラスベガス、グランドキャニオンへの観光需要が高まり、
沿道に宿泊施設やドライブスルー、ファーストフード店などが建ち並ぶようになりました。
廃線から歴史的遺産として復活
廃線後も「ルート66」は文学、音楽、テレビドラマなどでその名が生き続けており、ルート66の歴史を守ろうと、ルート66協会が発足し、1990年、歴史的街道に指定されます。
ここから標識や国指定景観街道、一部が国の史跡に指定されるなど現在の知名度へとつながっていきました。
【宿泊施設も充実】ウィリアムズの町への行き方
ラスベガスからウィリアムズまで車で3時間15分ほどの距離にあります。ここからグランドキャニオンやセドナまで1時間15分ほどの距離なのでこの町で宿泊される方も多いです。

ウィリアムズの町の入り口にある看板。フリーメイソンも入っていました。
【ウィリアムズの道路マーク】ルート66サインの場所

ウィリアムズのルート66のサインは町の両端、東西に1つずつあります。
ここのサインははっきり描かれてきれいです。道路上にあるため、交通の邪魔にならないように写真を撮りましょう。
ウィリアムズの町とルート66

ウィリアムズにはルート66に関するお店がいくつかあります。

ルート66の立て看板がおしゃれなDiner。昔からのアメリカのお店という感じです。

町自体はとても小さいですが、各所にルート66の看板やアートが描かれています。
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【ウィリアムズ近郊】ルート66サイン!穴場写真スポットの場所

ルート66の新道と旧道の分かれ道でルート66のサインが双方向から描かれているスポットです。
セリグマンとウィリアムズの間に位置します。
町ではないので交通量も少なく、自由に撮影できる穴場スポットです。
【ルート66サイン】ドローン撮影してみた

ドローン飛行可能区域でしたので撮影してみました。

左がハイウェイ、右がルート66です。みなハイウェイを使うため、交通量が少ないです。

上からみたところ。

アメリカの旗はいたるところにありますね。
理想の映像が取れず一時間くらい滞在していました。それでもその間に来た観光客は2組くらいでした。
意外と少ないルート66のサイン!事前に調べておこう!
フラッグスタッフからラスベガス間を走る道中で確認できたルート66のサインは今回の場所以外はセリグマンとキングマンの町しかありません。
セリグマンは文字がかすれていましたし、キングマンは交通量が多く撮影は不可能です。今回紹介した場所のルート66サインが美しく、一番撮影しやすい場所でした。
グランドキャニオンやセドナまで行かれるなら通る道なので見逃さないようにしましょう。
▼キングマンの見どころとルート66サインの場所はこちらの記事をご覧ください。
見どころが多いグランドサークル!レンタカー移動がオススメ!
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【関連記事】ルート66・ウイリアムズ周辺観光名所
▼グランドキャニオンの観光の見どころはこちらの記事で詳しく解説しています。
▼セドナ観光の見どころはこちらの記事で詳しく解説しています。