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ブライトエンジェルトレイルの絶景とコース解説|グランドキャニオン

アメリカ
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グランドキャニオン国立公園の人気トレイルコースである「ブライトエンジェルトレイル」。

グランドキャニオンの渓谷を降っていき、最終的には、下層を流れるコロラド川まで行くことができるトレイルコースです。

コロラド川まで行くにはキャンプをする必要がありますが、日帰りでも下層の高原エリアまでのトレイルが楽しめます。

今回はそんな「ブライトエンジェルトレイル」を往復6時間かけて挑戦した体験談と、グランドキャニオンで整備されているトレイルコースの種類について解説していきます。

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グランドキャニオンのトレイルコース解説

グランドキャニオン国立公園には、複数のトレイルコースが開設されています。登山レベルと目的に合わせて最適なコースが選べます。

グランドキャニオン国立公園のトレイルコースは以下の通りです。

✅グランドキャニオン国立公園のトレイルコース

  • リムトレイル(The Rim Trail)
  • サウスカイバブトレイル(South Kaibab Trail)
  • ハーミットトレイル(Hermit Trail)
  • ブライトエンジェルトレイル(Bright Angel Trail)

では、それぞれを簡単に解説していきます。

リムトレイル(The Rim Trail)

リムトレイル(The Rim Trail)は、グランドキャニオンの崖上の展望台を繋ぐハイキングコースです。アップダウンもないので気軽に楽しめます。

また、各ポイントから無料のシャトルバスが出ているので帰りも困りません。

サウスカイバブトレイル(South Kaibab Trail)

サウスカイバブトレイル(South Kaibab trail)は、グランドキャニオンの観光案内所の東側から渓谷を降っていくトレイルコースです。

キャンプ泊をすればコロラド川まで、日帰りなら往復4-6時間のコースで下部の高原まで行くことができます。

コース入口までは、無料のシャトルバスを利用してください。

ハーミットトレイル(Hermit Trail)

ハーミットトレイル(Hermit Trail)は、グランドキャニオン国立公園の最西端から渓谷を降っていくトレイルコースです。

こちらもコース入口まで無料のシャトルバスで移動します。グランドキャニオンに行き慣れた上級者コースです。

グランドキャニオン|トレイルの持ち物と注意点

グランドキャニオン国立公園のトレイルコースに挑戦する際は、充分なお水と食料を持っていくようにしてください。

乾燥した地域なので、思ってる以上に水分が失われます。

トレイルコース内でのトラブルは自己責任です。食料やお水などの必需品はご自身で必ず用意しましょう。

また、日差しが強い夏場は、帽子やサングラス、日焼け止めなども必要です。夏場は灼熱地獄になるそうなので気をつけてください。

トレイルは、日中の日差しを考慮して、早朝からスタートすることが推奨されています。暑くなる前には、トレイルを終わらせたいですね。

グランドキャニオンは朝日も見どころですが、朝日を見る前に出発する登山家も多いです。本格的なトレイルに挑むなら、登山用の靴や杖などを用意しましょう。

【関連記事】グランドキャニオンでおすすめの朝日鑑賞ポイント

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グランドキャニオン|ブライトエンジェルトレイルの基本情報

では、ここからグランドキャニオン国立公園の人気トレイルコース、「ブライトエンジェルトレイル」について詳しく解説していきます。

ブライトエンジェルトレイルは、グランドキャニオンの渓谷を降って行くトレイルコースです。コース入口まで車で行くことができます。

コロラド川まで到達するには1泊する必要があり、キャンプ道具が必須で上級者向けになります。

【ブライトエンジェルトレイル】コース詳細

ブライトエンジェルトレイルのコース詳細は下記です。

ブライトエンジェルトレイルのコース詳細

  • Mile and a half Resthouse:2~4時間・4.8km
  • Three mile Resthouse:4~6時間・9.6km
  • Indian Garden:6~9時間・14.8km
  • Plateau Point:8~12時間・19.6km

ブライトエンジェルトレイルは、途中に休憩小屋が設置されていて、トレイルの目標地点になります。日帰りコースの最下層は「プラトーポイント(Plateau Point)」です。

ブライトエンジェルトレイルの高低差は、インディアンガーデン(Indian Garden)まででも1000m近くあるのでとってもしんどいです。

自身の体力を考えて目標のポイントを決めましょう。また、トレイルコースは一本道なので、時間がない方でも30分~1時間で往復することも出来ます。

【ブライトエンジェルトレイル】注意事項

ブライトエンジェルトレイルは、太陽が真上に来ると直接日差しが当たり、暑くなるので必ず早朝から出発するようにしましょう。

また、飲み水と食料も必須です。途中で水が汲めるポイントもありますが、水が出なかったりもするので期待しない方が良いです。

自分が行った時は、インディアンガーデンでのみ水を汲むことができました。

そのほか、登山用の杖があると登りがとても楽になります。

グランドキャニオン|ブライトエンジェルトレイルに挑戦

さてここからは、実際にブライトエンジェルトレイルを進んで行きたいと思います。

この日は、早朝にグランドキャニオンの朝日を鑑賞し、朝ご飯を食べてからのスタートです。時刻は朝8時。すっかり遅くなってしまいました。

ブライトエンジェルトレイルは、渓谷の間をジグザグに降っていきます。スタートからだいぶ降りてきた写真ですが、ほぼ景色が変わっていないように見えますね。

ブライトエンジェルトレイル第1休憩所

ブライトエンジェルトレイル第1休憩所へ到着です。下り坂なので今のところ楽勝。

少し景色が変わってきました。

ブライトエンジェルトレイルがきついのは帰りの登り坂です。なので、下り坂で時間を稼いでおく必要があります。

自分は、軽く走るペースで降っていきますが、自分より早く走る西洋人カップルもいて追い越されました。

ブライトエンジェルトレイルの見どころである「地層の変化」です。色が変わってはっきりと違いが見られます。

グランドキャニオンの地層は下に行くほど数億年前の地層になります。実感は湧かないですが、とても不思議な感じです。

今のところずっと日陰が続いています。行った時期が11月で太陽が高く上がらないためか、まだ直接日光は当たりません。

服装は、長めのTシャツ2枚でちょうどいい気候です。

ブライトエンジェルトレイル第2休憩所

ブライトエンジェルトレイル第2休憩所に到着です。スタートからは、およそ1時間。良いペースです。

第2休憩所には簡易トイレがあります。いわゆるボットン便所。これは自然と土にかえるのでしょうか?ここまで車は来れないですからね。

後ろを振り返るとこのような景色です。だいぶ降ってきました。地層の変化にも注目です。

降りは早いですが、登りはここから2~3時間はかかると思います。時間のない方や体力に自信のない方は、この辺で引き返した方が良いでしょう。

ブライトエンジェルトレイルの登山道は舗装されています。歩きやすいですが、このグネグネ道が続いています。帰りの登り坂がちょっと憂鬱です。

だいぶ地面が見えてきました。坂道も緩やかになって奥の陽の当たっている方面へ進んで行きます。

と、ここでアクシデント!!

足首をひねりましたw

ダッシュで坂道を駆け下りているときに、不揃いな岩を踏んでバランスを崩しましたw

久々の捻挫ですw 幸い、軽い捻挫だったので前に進みます。

実はこの時、バットマンのコスプレイヤーとすれ違って一瞬、気が緩んでしまったのです。。。「なぜここにバットマン?」と、目を疑う光景でした。

気を取り直して前に進みます。もうすぐ目標のインディアンガーデンに到着するはずです。

サボテンが生えていました。グランドサークルを旅してきましたが、ここにきて初めてのサボテンです。針も分厚いです。

キャンプグランドがありました。ここで1泊出来るのかもしれません。

あと川が流れていそうな道があります。

第3休憩所インディアンガーデン

インディアンガーデン(Indian Garden)に到着しました。今回のトレイルの目的地です。所要時間は1時間40分ほどでした。

地図で見るとこの位置です。ここからさらに進むと「PLATEAU POINT」と「コロラド川」へ行くルートに分かれます。

ここでは川も流れていました。飲めそうな感じもしますがやめておきました。飲んでみたいけど。

ちなみにインディアンガーデンでお水を汲むことができました。

インディアンガーデンから少し先に進むと、見晴らしが良くなり高低差の少ない散策コースになりました。

自分がいま立っている場所は何億年前の大地なのでしょう。

今までグランドキャニオンから見えていた岩山より、低いところにいるのが不思議でなんだか達成感があります。

【ブライトエンジェルトレイル】帰りの登り坂

壮大な岩壁。ブライトエンジェルトレイルの帰り道はこの岩壁を登っていかなくてはいけません。

ここまででも結構体力を使ってしまったので、どのくらいかかるのでしょうか。

現在は、出発から2時間が経過。午後2時には戻りたいので4時間以内に登り切りたいところです。

やっぱり登りはきついですね。

前を歩く人たちはキャンプをしたのでしょうか。リュックが重そうです。でも杖はあると足への負担が減っていいですね。

降りるときは見落としていましたが、地層の分かれ目で岩が水平に割れています。これが自然現象なのが驚きです。

帰り道の出発から2時間半。結構、上まで登ってきました。このときすでにフラフラです。。。

実は、食料を全く準備していなかったので、エンジンが足りない状態です。。。ほかの人が休憩で食べていたものがうらやましく見えてきました。

あと1時間半くらいですかね、、、

登山者とすれ違うときは、「ハロー」などと声をかわすのですが、上に行くほど顔が上がらなくなり余裕がなくなります。

と、ここで先ほど足を捻挫したときにすれ違った、謎のバットマンに再び遭遇しました!中身はおじいちゃんなんですが、ここまで登ってきて今度はまた降っていきます。

何者なのでしょうか。ほかの登山者とお話ししているので案内人なのかもしれないです

ブライトエンジェルトレイル往復6時間制覇!

ブライトエンジェルトレイルのスタート地点へと4時間かけて戻ってきました。往復6時間のトレイル。高低差925m。14.8kmの道のりでした。

帰りの4時間はとてもキツかったです。。。特に、ゴール地点が見え始めてからが長かった!一人孤独に歩き続け、精神的にも厳しい状況下で、お腹もペコペコ。

周りから見るとやばい顔をしていたかもしれないですw

ブライトエンジェルトレイルは目標としていた「インディアンガーデン」とさらにもう少し先まで行くことができました。朝8時に出発して帰りは午後2時。

6~9時間のコースで、まずまずの好タイムでした。

日中に改めてブライトエンジェルトレイルを見下ろしてみると、だいぶ陽が差して暑くなってきました。

景色は太陽に照らされて、写真映えする美しい光景です。

これにてブライトエンジェルトレイル終了です。

グランドキャニオン下からの景色は絶対見るべき!

できればコロラド川まで行くことができるとよかったですが、さすがに日帰りではきついようです。

このコースは谷間を進んでいくのでさほど景色の変わりはありませんでした。

その点で言えばサウスカイバブトレイルの方が、景色は良かったのかなあという気がします

このコースを6時間で往復するのはなかなかしんどかったです。

少しは食料を持っていたらよかったですが、、、

救いは時期が夏場ではなかったこと。

日陰を進んでいったので暑さにやられる事はありませんでした。
もしいかれる方がいるなら最初のポイントくらいまででも良いので行ってみてください!

グランドキャニオンのホテル・宿泊施設

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予約は ”半年後”になることも少なくありません。早めの予約を心がけましょう。

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グランドキャニオン|サウスリムの観光ツアー

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