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【シアトル航空博物館】エアフォースワンとコンコルド!別館の大型航空機の展示

アメリカ
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シアトル市内からバスで30分ほど南に位置するシアトル航空博物館は1965年に設立された世界最大の民間航空宇宙博物館で毎年50万人以上の訪問者が訪れます。150機を超える航空機の展示はワシントンDCのスミソニアン博物館に並ぶ大規模な博物館です。

近年新しくオープンしたアビエイションパビリオンでは19機の商用、軍用の貴重で珍しい航空機を見ることができます。主に1930年代から現在までの大型航空機と民間旅客機の発展に焦点が当てられています。

大統領専用機であるエアフォースワンやコンコルド、B-29などの歴史的に重要な機体が揃うシアトル航空博物館で今回はそのアビエイションパビリオンの展示の見どころについてご紹介します。

【シアトル航空博物館】「アビエイションパビリオン」の展示紹介

大型民間航空機コレクションが1か所で見られる貴重な展示場で、ボーイング727、737、747の最初のジェット機、初のジェットエアフォースワン、1930年代の非常に珍しいボーイング247D、ダグラスDC-2旅客機、西海岸で唯一のコンコルド、および新しいボーイング787ドリームライナー。3つの大きな爆撃機を含む軍用機のラインナップには、第二次世界大戦のB-17FフライングフォートレスとB-29スーパーフォートレス、および冷戦のB-47ストラトジェットが見どころです。

広い敷地に展示された航空機の一部は機内設備もみることができます。所要時間はおよそ1時間〜1時間半ほどです。

コンコルド(Concorde)

コンコルドはイギリスとフランスが共同で開発した超音速旅客機です。初飛行は1969年3月1日。原型(プロトタイプ)および量産先行型を含め、計20機が製造されました。

高度5万5,000から6万フィートという、通常の旅客機の飛行高度の2倍もの高度(成層圏)をマッハ2.2で飛行できるコンコルドはニューヨーク・ロンドン間を2時間52分59秒で飛行する記録を有しています。

超音速飛行を追求した美しいデザイン性と定期国際運航路線に就航した唯一の超音速民間旅客機でもあり、現在でも根強い人気があります。

Boeing VC-137B 「エアフォース・ワン」

Boeing VC-137B 「Air Force Oneエアフォース・ワン」はSAM (Special Air Missions) 970 の愛称で知られる大統領専用機です。

機体の中も見学できます。ゆったりしたテーブル席です。

会議室。扉をロックすることもできるようです。

タイプライター用の席があります。

仮眠が取れるベッドもあります。

退役した空軍大統領専用機の主要な機体は、シアト航空博物館のほかにはオハイオ州国立アメリカ空軍博物館に展示されています。

ボーイング 247D

ボーイング247はボーイング社が開発した1930年代の輸送機・旅客機です。8時間でアメリカ大陸を横断することができました。

グラマン F-14A トムキャット

Grumman F-14はアメリカ合衆国のグラマン社が開発した艦上戦闘機です。トムキャットという愛称でも有名です。アメリカ海軍の保有のF-4 ファントム IIの後継機として開発され、第4世代ジェット戦闘機に分類されます。1970年の初飛行を経て1973年から運用部隊に配備され、総計712機が製造されました。

マクドネル・ダグラス AV-8C ハリアー

ハリアー(McDonnell Douglas AV-8C Harrier)は、マクドネル・ダグラス(現ボーイング)社が開発した攻撃機です。小規模な飛行場でも利用できる唯一の攻撃機として、現在もアメリカやほか数ヶ国で運用されているそうです。

B-29 スーパーフォートレス

B-29 スーパーフォートレス(Boeing B-29 Superfortress)はアメリカボーイングが開発した大型戦略爆撃機です。超空の要塞とも呼ばれ、日本大空襲の際に使用されました。日本の継戦能力を喪失させる大きな要因となったといわれています。

フロントにコックピットがある透明な独特な設計で、機体は当時のほかの戦闘機と比べて一回り以上大きいです。B-29は中型爆撃機B-17から発展させた長距離戦略爆撃を想定してつくられています。

日本はこの機体の登場で多くの犠牲者と戦意喪失、敗戦へと追い込まれていくことになります。
ちなみにワシントンDCでは日本に核爆弾を投下したB29 「エノラゲイ」が展示されています。

この航空博物館では「世界で一番人を殺した機体」といわれるB-29を展示することに賛否両論あったようです。

B-17 フライングフォートレス

B-17 フライングフォートレスBoeing B-17 Flying Fortress)は、アメリカ合衆国のボーイング社が開発した大型戦略爆撃機です。愛称のフライングフォートレスとは、「飛行要塞・空飛ぶ要塞」という意味。

強固な防弾装備と多くの防御火器で身を固めていた為に、零戦の20ミリ機銃ですら効き目は薄く、撃墜は困難でした。

【シアトル航空博物館】スペースシャトルの模型の展示

宇宙に関する展示場でスペースシャトルの模型もありました。

スペースシャトルの内部にも見学できます。

まだまだあるシアトル航空博物館の展示

シアトル航空博物館にはこのほかにも多くの航空機が展示されています。
Great Galleryの展示内容の解説はこちらの記事をどうぞ。

太平洋戦争で活躍した陸軍一式戦闘機「隼」やそのほか世界の戦闘機も展示されています。
詳しい展示内容の解説はこちらの記事の記事をどうぞ。

【シアトル航空博物館】オススメ現地ツアー

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