アメリカ合衆国アリゾナ州で、第一位の集客数を誇る「グランドキャニオン」と第二位の集客数を誇る「セドナ」。
日本からもたくさんの観光客が訪れるこの2つの観光地は、比較的近い距離にあるので短い旅行期間で巡ることができます。
今回は、そんなグランドキャニオンとセドナへの行き方との回り方・観光プランを解説していきます。
グランドキャニオンとセドナへの行き方
グランドキャニオンとセドナへの行き方は、最寄りの大都市「ラスベガス」からレンタカー、もしくは観光ツアーへの参加が一般的です。(公共交通機関でのアクセスはありません)
ラスベガスからの行き方
ラスベガスからグランドキャニオン・セドナまでどちらも4時間半ほどの距離です。
道の途中には、ラスベガス近郊の「フーバーダム」やルート66の町「キングマン」「セリグマン」、「ウィリアムズ」などの観光名所・見どころがあります。
グランドキャニオン~セドナ間の距離と移動時間
グランドキャニオン~セドナの移動時間は、車で2時間20分ほどです。
途中にはアリゾナ州北部の中心都市「フラッグスタッフ」があります。
グランドキャニオンとセドナへの回り方・観光プラン
グランドキャニオンとセドナを観光するなら以下の回り方がおすすめです。2泊3日の観光プランです。
✅グランドキャニオンとセドナ2泊3日観光プラン
ラスベガス発
↓移動4時間半(セリグマンで休憩)
セドナ着~宿泊
↓
1日セドナ観光~宿泊
↓移動2時間20分
早朝グランドキャニオンへ移動~朝日鑑賞
グランドキャニオンでトレイル
グランドキャニオン夕日鑑賞
↓移動4時間半
夜ラスベガス着
2泊3日の観光プランは、セドナに2泊してグランドキャニオンとセドナをそれぞれ1日ずつ観光します。
どちらも見どころが多いので、2泊3日の観光日数あれば充実した旅行になります。
また、慣れないアメリカでの長距離運転なので、日程には余裕を持った方が事故やトラブルを回避できます。
もし、1泊2日しか時間がないという方は以下のような観光プランも可能です。
✅グランドキャニオンとセドナ1泊2日観光プラン
朝ラスベガス発
↓移動4時間半
昼セドナ着~セドナ観光~宿泊
↓移動2時間20分
昼グランドキャニオンへ着~観光~夕日鑑賞
↓移動4時間半
夜ラスベガス着
1泊2日での観光プランは、1日目にセドナを半日観光。2日目にグランドキャニオンを半日観光します。
セドナ観光には日の入り前に最低でも4時間は確保したいので、ラスベガスは早朝に出発しましょう。
▼セドナ周辺の宿泊施設
グランドキャニオンとセドナ|どっちに行くべき?違いは?
グランドキャニオンとセドナのどちらかにしか行く時間がないという方は、個人的にグランドキャニオンをお勧めします。
グランドキャニオンは、コロラド高原が長年のコロラド川による浸食作用で削り出された地形で、世界的に有名な観光地です。
展望ポイントからの景色は圧巻で、人生で一度は見ておきたい光景です。
一方、セドナは古来、ネイティブ・アメリカンが聖地としてあがめた場所で、近年パワースポットとして知られるようになりました。
”4大ボルテックス”とその周辺のハイキングが見どころで、ゆっくりと滞在して”ヒーリング”や”瞑想”したりできるスピリチュアルな観光地です。
短時間ではセドナを満喫することはできないので、時間のない方はグランドキャニオンの絶景だけでも見ておきましょう。
グランドキャニオンとセドナ近郊の観光名所
グランドキャニオンとセドナは、「グランドサークル」と呼ばれるパウエル湖を中心とした半径230kmのサークル内に位置しています。
近郊にはアメリカを代表する国立公園、国定公園などが数多く点在しており、少し足を延ばせば有名な観光名所を巡ることができます。
自分はこのグランドサークルを上記モデルコースで10日間で巡ってきました。個人旅行の方にはおすすめです。
グランドサークルをレンタカーで1周してきた様子はこちらの記事で詳しく解説しています。
グランドキャニオンとセドナ観光での宿泊
グランドキャニオンとセドナを観光するときは、セドナの町かセドナ近郊のフラッグスタッフの町での宿泊がおすすめです。
フラッグスタッフはグランドキャニオンとセドナの間に位置する町なので、観光の拠点として適しています。
▼フラッグスタッフ周辺の宿泊施設
グランドキャニオン・セドナの観光ツアー
グランドキャニオンとセドナを合わせた観光ツアーはラスベガス発着でいくつか組まれており、アンテロープやモニュメントバレーなど含めたツアーも人気があります。
【グランドキャニオンとセドナの回り方】まとめ
グランドキャニオンとセドナは1泊2日でも巡ることができますが、2泊3日以上での観光がおすすめです。
さらにホースシューベンドやアンテロープを加えるなら3泊4日。モニュメントバレーを加えるなら4泊5日以上は必要です。
グランドサークル内には見どころの多い観光地がたくさんあるので是非日数には余裕を持って観光に訪れてみてください。
今回は以上です。アメリカ旅行の参考になれば幸いです。